説教くさいことを書くブログ

説教くさいことを延々と書くブログです。

意図を読み取ることの重要性

出来ていないのかやらないのか知りませんが、やってない人が多過ぎることについて語ります。

言ってることはかなり常識的なことだと思うんですが。僕は実践できているかわからない。

特に批判的な言葉を吐く人たちにはよく考えてもらいたい。そういう話です。

 

まず「意図を読み取ること」以前に「意図」についてのお話をしましょう。

 

「意図」について

意図の意味をいちいちここで出すのはめんどうなので省きます。分からない人は各自目の前にある機械で調べてください。

 

まず、人間は誰しも行動するときに意識するにしろしないにしろ「意図・目的」を持って行動します

おそらくここに来てる人たちは「僕の書いたものを見る」という目的で来ているはずです。Twitterからのアクセスしかないので。多分「意図を読み取ることの重要性」について見たくて来た人はいないんじゃないですかね。(2018/4/17時点では)

場合によっては「暇つぶし」でしょう。こういう長文読んでれば多少時間がつぶれますし。

他にもみなさん色々な行動をしますね。ご飯食べたり、お話したり、遊んだり、お仕事したり、勉強したり、まあ色々。それら全てに意識する、しないに限らず何かしらの「意図・目的」が存在します

究極言えば「無為に布団の上で寝ている」というのも「体を動かしたくない」などの理由(意図)があって行っています。「時間つぶし」かもしれませんね。

 

僕は3つのブログをやっています。

パワプロのことを書くブログ

いろんなことを書き連ねるだけ

そしてここ。

これらはそれぞれ「パワプロのことを書きたかった」「パワプロ以外のことが書きたかった」「堅苦しい内容のことを書きたかった」という意図で作ってます。

殊、ここに関しては「影響力少なくてもちったぁ世の中が良くなるように」と思って書いてます。割と本気で。なのでこんな文章も書いてる。

 

人間の行動には必ず意図が存在する。

 

このことは非常に重要ですので、覚えて置いてください。

 

「意図」になりやすいもの

 

「意図」というのはまあ思惑だったり目的だったりするわけですが、じゃあそれはどういうものがそれにあたりやすいのかについて考えておきます。

これに関しては簡単で人間は「自分の利益」を求めると考えてください。相手が企業であっても同じというか企業の方がその傾向が強いです。

この利益はかなり広義の意味で考えてください。もちろん精神的な効用も含みます。

逆に言えば人間は「自分の利益になる」と思った行動を取りません。これは意識するしないに限らずです。

たとえ嫌々やらされていることでも、その他の選択肢がより自分の不利益になるが故にその行動をしており、消極的でも「自分の利益」を追求していると言えます。

無償の奉仕をしている人たちも、それが「自分にとって気持ちいい」という利益を追求した結果、奉仕活動を行っていらっしゃいます。

また、みなさん必死で生きていらっしゃると思うので(僕もだが)、そのことも念頭に置いておいてください。

 

 

意図を読み取ることとは

 

上述したように人間の行動には全て意図が存在し、その意図は「自分の利益」を追求しています。

人間生きてれば「なんでこれをしないのか」「なんでこれをするのか」と相手に対して不満を抱くことがあると思います。

そのときに、「何故相手がこんなことをしたのか(しなかったのか)」ということの意図を読み解くことが可能になれば、相手に対する適切な対処が行いやすくなりますし、そういう行動が出来る人は何かしら重用されたりするのではないでしょうか。

 

逆に言えば、これを出来ない人たち(めちゃくちゃいますが)、例えば「最近の若者は~」と若者に対して不満を語っている爺さん婆さんがそうですね。*1

彼らは「何故若者が○○をしないのか」ということについて本気で考える力がないため、自身の若者時代の低能力さを考慮することが出来ず(数十年の経験を加算して話す)、時代の違いも理解できないので、時代錯誤も甚だしい不満を垂らしています。

 

意図を読み取れないとどうなるかの実例

 

※ここから地味に政治っぽい話になります。注意。

 

あとネットで右翼・左翼活動している人たちがそうですね。まあこの話をしたかったんですが。

彼らの思考って以下の感じだと思うんですけどどうなんですかね

 

右翼:日本大好き、自民党支持、平和のためには武力が必要。

左翼:日本の凋落を嘆いてる、野党支持、平和のためには憲法九条が必要。

 

まあ浅い知識で見た感じこんなところですね。かなり好意的に書きましたが。

 

彼らって互いに相手の言動の「意図」を全くと言っていいほど読み取ろうとしないんですよね。読み解く気がないのか力がないのか知りませんが。

彼らの行動の意図としては共通していて「日本(住んでいるところ)を良くしたい」っていうことなんですよ。これは絶対にそうだと言えますね。ただ取っている立場が違うだけ。そこが大きいんですが。

じゃあなんで「良くしたい」と考えてるかというと、これは推測になるんですが「自分の生活に閉塞感があるから」じゃないですかね。で、彼らはその原因として違うものを見つけただけなんですよ。それが「外国」か「政府」かの違いで。

 

で、これが「ヘイトが内に向いているか外に向いているか」の二項対立になってしまい、右翼・左翼となってしまったと。まあ本当の歴史は知りませんがこんなところでしょう。

これが二項対立になってしまったのは他の人たちの思惑(意図)があってのことですね。おそらく政治家やマスコミとかなんですが。二項対立にしてくれた方が利益になりやすいんですよね。

というのも、国民ってのはアホ*2なので、二項対立の単純な状態になると非常にやりやすいんですよね。色々と。

例えば、上述したように左翼さんサイドは「政府(与党)」にヘイトが向いているので、その逆である右翼さんサイドは「野党」にヘイトが行きます。こうなると敵の敵は味方理論で左翼さんサイドは野党支持右翼さんサイドは与党支持という構図が出来ます。

やった!これで有権者の票を獲得できるぞ!

ってな具合です。政治に関心が向かなくてもこれで票を獲得しやすくなりますね。

これが加速してか、「敵の味方は敵」ということも発生します。その結果、ヘイトが「外国」に向いている右翼さんサイドは「左翼は反日で外国人がやってる」的な思考に至ります。ついでに与党支持になるので、与党の政策に染まりやすくなります。「憲法」に関するものはかなりその傾向にありますね。

 

あとマスコミとかも二項対立だと書きやすいんですよね。彼らの仕事の一つとしてみなさんにわかりやすいように政治を伝えることがありますので、構図がかなり単純化しているとわかりやすくしやすいんです。

 

また、現代では「まとめサイト」なるものがあります。みなさんプロレスが好きですので、「僕たち正義が悪をやっつけた」みたいな構図をつくりやすいのも大きいのだと思います。悪が複数あるとやりにくいしね。

これは多分互いに行われてます。面白い。

 

ちょっと話が逸れました。

 

で、何が言いたいかというと

意図(思惑)は同じなのに立場が違うだけでかなりいがみ合うことになってます。

で、他者の思惑に翻弄されている状態になっています。

アホくさくないですか?

ってことなんですよ。アホくさいと思いませんか?僕は思う。

 

彼らは同じ志を持ったはずの同志なんですよね。

しかし、相手の意見を受け入れることや「相手がなぜそんな主張をするのか」について考えられない、考えようとしないで周りの聞こえのいい、納得しやすい言葉を頼りに相手を攻撃しています。

まあそう仕向けている人たちがいるんですが、それに気付かず延々とあのプロレスを続けるんですよ。クソつまんない劇場をずっとやっていく。しかもこれは加速するでしょうね。正直この国の凋落は避けられないでしょうし。(国民の生活が困窮するほどこういうのは増えていく)

 

まあ右翼・左翼の話をしましたが、他にも色々ありますね。

 

例えば相撲で土俵は「女人禁制」ってのがありましたけど、あれを単に「女性差別だ~」って脊髄反射で言ってる人は「意図を読み解く力」がないですね。

そもそも脊髄反射で「差別」とか言っちゃう人間には備わってないものですが。

この「女人禁制」の伝統が何故作られたのかについて本気で考えてそれでも反対意見が出るなら多分「時代にそぐわないから、継続する必要はない」っていう多少は理性的な意見が出ると思うんですよね。

 

ちょっと横道に逸れますが、アレに関しては僕は「継続する必要ないんじゃないのか?」くらいには思ってますね。

まあ「相撲は神聖で、血は穢れてて、生理がある女性は土俵に上げてはいけない(クッソ適当に略した)ってのは建前で、「土俵に上がることは危険だから*3上がっちゃダメ」ってことだったと思うんですよね。勝手な推測ですけど。

でも、今はそんなことないだろうし、女性が土俵に上がるときは力士も流石に紳士な対応するので問題ないと思うんですよね。なので「議論してやめる方向性にいけばいいんじゃないのか」と思ってる。もっといい回答ありそうだけど。

 

 

意図を読み解くことの重要性

 

実例を踏まえて説明しましたが、正直「意図」を読み取ることが出来ない人って

バカに見えるでしょ?

いや、実際そうなんだけど。

僕もあまり人のこと言えない気もしますがね。何故彼らがそんなに意図を読み取ろうとしないのかわからないから。

めんどくさいからなのか?いや、それにしては御粗末な…。う~ん…。

 

批判的な言葉を簡単に使う人はかなりこの能力が欠如していると思います。

ここで「バカ」と「アホ」を多用した僕も大概なのはその通りなんだが。棚に上げようそうしよう。

 

上述したようにみなさん必死で生きています。これは世間的な地位が高い人ほどその傾向にあります。まあ言ってしまえば考えて生きています。

 

例えば政治家に対して「なんであんなアホなことするのか」と思うことがあるかと思いますが、あれらは彼らなりに考えて行動したものです。

ポロっと出た言葉などはまだしも、現在国会で遊んでいるのは「与党の印象を下げる」意図があってのものです。しかもただの足の引っ張り合いではありません。

野党の目的は選挙で勝って与党になることです。そのためには国民に投票してもらう必要があります。そして、国民は政治に無関心なので素晴らしい法案を提出して通したところであまり票にはなりません。

でも、国民は「政治家の不祥事」には耳を傾けます。特に彼らの払っている税金の行方には敏感です。なのでその不祥事に対して「追求してる正義の味方アピール」をしているんです。あれは簡単で且つマウント取れる上に有効な手なんです

なのでああやって遊んでるんです。面白いですね。

 

企業も必死に商売をしています。

特に企業は「めんどくさいから」という理由で有効な手を放棄したりはしません。

「なんでこういうことしないんだろう」って言うのは企業が「やることに対しての見返りが少ない」という判断によってやっていません。

なので「これすらやらない企業はアホ」とか言ってるやつがマジモンのアホなんですよ。ちったぁ頭使いましょう。

 

まあ見てる方にわかる人が多いと思いますが、パワプロのエディットとかです。あまりにもアホすぎて涙が出ますよ、本当に。

 

逆に、相手の「意図」を理解することができれば「こうすればいいんじゃないか」という提案が出来ると思います。

そうやって思考を巡らせることが頭を良くする一歩だと思うし、世界が自分好みになっていきやすいんじゃないですかね。だって自分が何をしたいのか、したかったのかを理解した上での意見ってすんなり届くし、「そうか、それなら」って動きやすいじゃないですか。

 

考えなしに発言するのは楽ですが、出来ればもう少し視野を広げて発言をしていきたいし、していって欲しい。本当に。

 

以上。段々文体が雑になっていってるなぁ…。

 

余談

こういうの考えるのに有効なのは「学校の意味不明な校則」ですよ。

あれも一応意図があって作られたものなので、考えるのに最適です。「なんでだろう」と。思考することが大事!

*1:面白いことに、こういう爺さん婆さんは紀元前からいたりする。

*2:こういう記述は見た人全員を敵に回しそうなので避けたいんですが、敢えてこう書きます。だってアホだし。僕も含めて。

*3:昔は観客とかも混じって乱痴気騒ぎになったりしたらしい