説教くさいことを書くブログ

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質問の仕方について+色々

 

これに関連して質問の仕方について書きます。

一応学校のお勉強*1の話から出ているので学校のお勉強について聞く場合を想定していますが、応用できそうなところがあれば日常生活で応用してください。

内容の半分くらいは「質問を受けたときにこうして欲しい」っていうことを書いています。常識的なことで収まっていると思うので内容としては薄いとは思いますが。

 

 

まず「質問」というものについて考えます。

質問とは「自分にわからないことがある際に他者に回答を求める行為」です。学校のお勉強の場合は「数学でわからない問題が出たから人に聞く」などですね。

ここで重要なのは「自分がわからない」こと、「他者に回答を求める」ことです。この点はしっかりと頭に入れておきましょう。

 

 

質問する前にやらないといけないこと

「わからないことがあったので人に聞こう!」となる人がいますが、ちょっと待ちましょう。質問をする前にいくつかの手順を踏まないといけない…というかマナーとして踏んでおかないといけない過程があります。

というのも最初に書きましたが、質問とは「他者に回答を求める行為」です。無論その回答をしてくれる人は親切心で質問に答えてくれています。他人の時間を自分の都合で遣うことになるので回答者にとって負担のかからない形で質問する必要があります。

それを以下に書いていきます。というかこの話の趣旨だったりする。

 

1.わかっている部分の確認

まず「自分がどこまで理解しているのか」を確認しましょう。学校のお勉強で「どこがわからないのかわからない」とか言っているのをたまーに聞きました(数学の質問とかよく受けていたので)が、それは100%質問者の怠慢なのでやめましょう。

分かる部分に関しては把握しておいてください。完璧じゃなくていいですが、可能な範囲で。というのも回答者はこの部分の情報がない場合は最初から一つ一つ確認する必要があります。「ここはわかる?」という質問を複数回する必要があって互いに面倒です。時間も無駄になる。

この質問を極力減らすようにしましょう。

 

2.わかっていない部分の確認

「わかっている部分の確認と同じじゃん」となりますが、こちらはより具体的に確認しておく必要があります。というのもここが肝なのでしっかりと把握していないと意味がないです。

「何がわからないのか」「何を説明して欲しいのか」「自分はどう考えたのか」という点は抑えておきましょう。

「何がわからないのか」は言うまでもないでしょう。

「何を説明して欲しいのか」は回答の方向性を決めます。
例えば「パワプロ2018ってどう?」と聞かれた場合は「ゲームそのものの面白さ」を聞かれているのか「他のシリーズと比べての面白さ」を聞かれているのか「他のシリーズの試合操作」について聞かれているのかわかりません。
聞くのは自由ですが「どう?」とかいう回答の方向性が定まらないような質問形式をすると双方困る*2ので、何を説明して欲しいのかについては明確にしておきましょう。

「自分はどう考えたのか」についてもしっかりと把握しておきましょう。
特に数学なんかでよくあるんですが、「途中まで計算してわからなかったー」という場合はそのまま根気強くやっていたら出来た場合やほんのケアレスミスで解答を導き出せなかったりする場合があったりします。
その場合、自分にとって必要な(足りていない)ものがわかるのでしっかりと自分の考え・途中の解答は把握しておきましょう。

 

3.本当に自力でわからないか確認する

正直最初にやってもいいくらいなんですが、ここに持ってきました。1,2の過程を踏んでいたらやりやすいと思うので。

何度も書いていますが、相手の時間を使うことになるのでその可能性は出来る限り排除しておくのがマナーです。ちなみに自力というのは完全なる独力ではなく「他者の時間を使わない範囲で」の話です。

学校のお勉強で言うと

①参考書などがある場合はそれを参照する。
②目の前に答えがある場合は答えを参照する。*3
③インターネットを活用する。

といったところでしょうか。これくらいはやっておきましょう。これで解決する場合が結構あったりします。正直「ちょっと調べたらわかること」を質問するのはマナーというか知能のある生物として異常*4なので最低でも5分くらいは調べましょう。無論、答えなどを見てもわからない場合は2.の「わかっていないこと」に含めましょう。

 

 

質問の内容について

もう殆ど書いちゃった感じあるんですが、質問の内容についてです。

言うまでもないですし、似たようなこと何度も書いているんで流石にわかってくれていると思いますが、質問をするのは「お願い」をする形になるのでそれなりの態度というものがあります。卑屈になる必要はない*5ですが、相手の都合を考えたり回答してくれたら礼を言うなど「やってもらっている側」の対応をしましょう。高圧的になるなんてもっての他*6です。

学校のお勉強の質問を前提としますが、上述の「わかっていること」「わかっていないこと」について把握したことをしっかりと伝えましょう。

「この問題のこの部分がわからない」「ただこの部分まではわかっている」「こうじゃないかと思ったけど違うみたい」といったことです。

また、数学の場合に多いんですが問題文はしっかりと付け加えてください。口頭ではなく原文を。問題文がないとまともな解答が導き出せないので。(ものすごく多かった)

 

 

というわけで以上です。

個人的には実に常識的なことだと思うのですが、結構出来ていない人が多かったです。とりあえず学校のお勉強について質問するときはこのことは出来る限り守るようにしましょう。質問するのは大いに結構なことで学習意欲があることは素晴らしいのですが、学習意欲があるなら学力向上を目指しましょう。ちなみにこのあたりのことをしっかりとしていない場合は学力向上にはならないと思います。*7

 

 

ここからは学校のお勉強のどうでもいいお話です。

 

勉強法について書かない、書けない理由はTwitterに書きまくったんですが、大きな理由としては最高に効率のいい勉強法は「教科書とか参考書を見て(他人の力を借りずに)独力で問題解きまくること」だと思っている人間なので書いたところでクソの役にも立たないし、「ふざけんな!」って気持ちになると思ったからということも大きいです。

何でもそうなんですが能力は知識と経験の乗算みたいになっているのですが、独学をおススメする理由としてはその知識と経験の獲得量が大きいって事が挙げられます。まあ自力でどうにかしたことってエピソード記憶になって忘れにくいですし経験としても積み上げられるので強いんですよね。ただそれを出来る人間ばかりだったら世の中に教師も予備校も必要ないわけでなんの意味も持たない。だからやめました。

あと「自分で自分に授業をする」というのもありましたが、ある程度の理解が進んでいないと取れない手法なので書いてもしょうがない感があったりする。*8

ちなみにそれらを避けて話を始めたらどこまで書くべきなのか、そもそも自分がやっていない勉強法とかについて書くのはテキトーが過ぎないかとか考慮した結果書きませんでした。これは僕なりの誠意だと思って欲しい。

あと純粋に上述の「どこまでわかっているのか」などの情報が不明瞭な状態でモノを書くことが非常に難しかったから。ちなみに最初から書いたらアホみたいな分量になるし、そんなブログは腐るほどあると思うので教壇にちゃんと立ったこともない人間が書くのは不誠実だったのもある。(理由がいっぱい!)

 

高1ってことで「学校の授業についていくのが苦しいのかな?」と推定して話しますが、高1の授業についていくのが苦しい場合はおそらく中学レベルの知識が足りていないので時間があるときに勉強しなおしたりした方がいいかもしれません。特に数学と英語は。ただしハイレベルな進学校の場合は意味が違ってくるので僕から言えることはないです。*9

勉強に限らずですが、基本から積み上げていかないと能力は伸びないので自分が「どこまで分かっているのか」という点について把握することが先決です。逆に言えば基本から積み上げて行きさえすれば確実に伸びます。目に見えるとは限りませんが。

 

一応、高校のお勉強に関してはある程度の引き出しがあったりしますし、ある程度の(ある種無責任な)相談くらいは受け付けることが出来るのでコメントとか貰えれば相談には乗ると思います。ただし僕の許す範囲の時間で。

 

 

・・・ちなみに「学校のお勉強の記事を書きたい」って書いていましたが、大学受験を想定していた上に「大学受験って思ったよりみんな勉強しねえ!!」って話(愚痴とも言う)をしたかっただけです。いや、本当にみんなやらないんですよ…。

 

終わり。

*1:このように茶化さないと記事を書けない病気にかかっているので「イラッ」ときても寛容な精神で許してください

*2:回答者は回答に窮する。質問者は欲しい回答が返ってこない場合がある

*3:ちなみに数学などで答えを見る場合は自分が疑問に思っていた部分のみ参照し、そのあと答えを見ずに再度解き進めたほうが確実に学力が向上するのでそういうようにやった方がいい。

*4:ここまでキツく書いているのはそれぐらい異常な行動ということを認識してもらいたいので。これをやられると回答する側としては二度と関わりたくないレベルになるので要注意

*5:「頭悪いから」みたいな言葉をかなり親しい間柄でもないのに言われると反応に困るのでやめて欲しい。

*6:自分が出来ないくせに高圧的に対応されて「しばいたろか」モードになったことがあった。というか二度と手伝ってあげたくない人種に入るので絶対にやるな。「人間」でいたいなら死んでもやるな。親しい間柄とか関係なくやるな。いいな?

*7:学校のお勉強は「自分が出来ること・出来ないこと」を把握して、出来ないことを極力減らすことが重要なので。「出来ないこと・分かってないこと」を理解していないと方策も立てられないので非効率的な勉強をするハメになる

*8:だいたいこんな感じで消されていったりすることが想定されたのでやめたりしたところもある。

*9:予備校のバイトしているときに小耳に挟んだ程度でもやっている内容がそこらの高校と段違いだったりするので僕のアドバイスとか貰ったところでどうしようもない気がする。